ヤマハNMAX155

ヤマハNMAX155の特徴

ヤマハNMAX155は、その名のとおり高速道路が走行できる155ccの軽二輪です。
ヤマハには同じMAXシリーズに125ccモデルもありますが、見た目は極めて似ているものの、それとは一線を画したアップデート版となっています。
そもそもヤマハのMAXシリーズは、TMAX560という561ccモデルを頂点に、「超コミューター」という単なるコミューターを超えたワンランク上の位置づけで展開されています。
それはこのNMAX155も同じで、上質な雰囲気をまといつつ、周囲の原付二種とは比較にならないほどの走りの楽しさを備えているのです。

NMAX155に搭載されるのは、ヤマハが独自に設計した「ブルーコア」というエンジンです。
走りと同時に燃費性能や環境性能も高次元で両立しています。
そのため、NMAX155の加速力は他社の上位排気量のモデルに引けを取らず、停止状態から最高速度までスピーディーに加速可能です。
同じクラスのなかではずば抜けています。

そんな優れた走りを持つNMAX155ですが、コミューターとしての快適性も同時に備えています。
フットボードは左右独立しており、フロント側はせり上がり、リア側はフラットになっている形状です。
足が減速時にかかるGを自然に受け止められるポジションになるので、上半身は常に一定でリラックスした状態を保ちます。
ストップ・アンド・ゴーの多い街乗りに最適の形です。

また、シートそのものも快適性を追求した素材とデザインで、長時間座っていてもまったお尻が痛くなりません。
面積が大きくポジショニングの自由度が高いデザインとなっています。
シートの高さは地上から765mmなので、小柄な女性でも足つきは悪くありません。

また、センターとサイドにスタンドが装備されており、センタースタンドは最低限のリフト量で立てられる仕様です。
シートに緩やかな段差があり、縦方向に余裕があります。
前に行くほど横幅が狭まっている形状なので、足を前に出しやすいのもストップ・アンド・ゴーの多い場所では便利です。

ヤマハNMAX155のおすすめポイント

高い走行性を持ちながら、NMAX155の重量やサイズは原付二種とほぼ同じです。
低速での回転性にも優れ、さまざまな場面で敏速に対応するので、比較的小柄な人や非力な人でも軽快に扱えるでしょう。
車両運送法での区分は250ccと同じですが、取り回しの良さはほとんど原付二種です。

そんな原付二種のサイズ感に155ccのパワフルなエンジンを搭載したNMAX155ですが、それでいてバランスが非常に取れているのもおすすめポイントの一つです。
違和感など一切なく、その小柄なサイズを感じさせないような強力な制動力と強靭な足回りを備えています。

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