ヘルメットの種類と選び方

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フルフェイス

フルフェイスはヘルメットの種類の中でも安全性が優れたタイプです。
名前の通り顔全体を覆うような形となっているため、スポーツタイプのバイクを楽しみたいのであればこちらがおすすめです。

一般的なライダーが使うほか、レース用のヘルメットとしても選ばれます。

フルフェイスは顔全体がヘルメットで覆われていますが、視野を確保するために大きめのゴーグルが付けられています。
そのため悪走路での走行でも視界が広く、より安心して走行が行えます。

ジェットタイプ

フルフェイスタイプよりもさらに視界が広くなったのがジェットタイプです。
通気性や快適性が優れたヘルメットとして販売されています。

難点としてはフルフェイスよりも顔を守る部分が狭いという点や、高速走行中に脱げそうな感覚に陥る点などがあります。

また冬場など冷たい風の中を走る際には、体感温度がぐっと下がってしまいます。
しかし街乗りなど普段使用であれば格段不便さを感じないでしょう。
こちらのサイトではよりヘルメットの種類について詳しく書かれています。

バイク初心者のためのライダー1年生講座
参考:http://bike.hirosato.net/16/244/000047.php

フリップアップ

ジェットタイプとフルフェイスのメリットを合わせ持つのがフリップアップというヘルメットです。
どちらの特徴を良いところ取りしているため、機能性に優れ愛用者も多くいます。

メリットとしては顔全体が覆われている点や、窓の開け閉めといったギミック部分が多数あり、自分が好きなように使える点です。

街乗りやツーリングなど、状況に応じて使い分けられるのもフリップアップならではでしょう。
また、メガネを着用している方の場合には、フルフェイスを装着する時に一度外さなければならない
といった手間がありますが、フリップアップであればそのまま着用できるため便利。
メガネをしている方にはおススメです。

デメリットとしてはほかのヘルメットよりも重量感があり、長距離の運転では首への負担が懸念されます。
また大きさも一回り違うため、男性向きのヘルメットと言えるでしょう。

ハーフタイプ

スクーターを乗る若者に人気なのがハーフタイプです。
名前の通り頭の部分のみを覆った、半分だけの形をしたヘルメットです。
携帯性の高さからさまざまな場所で使われています。

メリットとしては軽量感がある点や価格が手軽であることが挙げられます。
安価で購入できるため、通学で原付を利用する大学生などに人気がある形です。
通気性も圧倒的に良いため、夏場には暑さを感じずに走行できます。

デメリットとしては使用できるバイクのサイズ(125cc以下)に条件があるほか、安全性に関しては極端に劣るという点があります。頭の部分しか守られていないため、原付であっても転倒時のダメージをなくすことはできません。
不安がある場合には、他の形を持っておく方が良いでしょう。

また、雨天時には顔がびしょぬれになってしまうことから、フルフェイスと二つを持っておくことも選択肢です。

それぞれヘルメットにはメリットやデメリット・各特徴があるため、使う人に合わせて購入する種類を決めるようにしましょう。

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