Indian Motorcycle (インディアン モーターサイクル)

メーカーの歴史について

自転車レーサーだったジョージ・マロリー・ヘンディーと、エンジニアのカール・オスカー・ヘッドストロームが設立したブランドです。
意気投合した二人の男は、1901年、アメリカ最初のモーターサイクル「1901 シングル」を生み出したことでも有名です。
フロンティア・スピリットにあふれたアメリカらしいバイクとして、この二人は「インディアン」というキーワードを結び付けました。

メーカーの特徴

1901年にプロトタイプとして合計3台が制作された「1901シングル」から始まり、前述したフロンティア・スピリットあふれるアメリカらしい製品「インディアン」などが作られました。
モーターサイクルにおける古きよき技術に加え、最新のデザインとテクノロジーを融合したモーターサイクルを生み出し続けています。

現在においては2013年に「Thunder Stroke111」の新規開発されたエンジンを搭載した新型の「Chief」、「Chieftain」が発表され、同年の秋に正式発売が開始されています。
また、2014年にはインディアン初の水冷エンジンを搭載したミドルウェイト・クルーザー「Scout」を発表しています。

メーカーはどんな場所で使われているか

速度記録レースや博覧会などでも様々な記録や受賞を受けています。
歴史をさかのぼれば、米国で開催されたセントルイス万国博覧会において金メダルを得たほか、記録的な部分についてはサンフランシスコからニューヨーク間を従来の記録を圧倒的に塗り替えて走破しています。
そのほかにもニューヨーク市警が使用する警察用バイクとして、最初に採用されたのがこのメーカーと、話題性には事欠きません。

また、インディアンといったキーワードから派生した商標権の問題などは永年において続き、1998年にはかつての競合関係にあった各社が合弁して新しいインディアン・モーターサイクル社を立ち上げ1999年に生産を始めました。
ですが、これらの事業は成功せず、2003年がこの形態においての最後のモデルイヤーとなっています。

2004年にはスティーブン・ジュリアスとスティーブ・ヘスが経営困難にあったクリス・クラフト・ボート社を建て直したあと、インディアンに注目を始めます。
さらにこの二人はインディアンのトレードマークや商標権、数多くの特許を取得し、インディアン復活を目指し始めました。
2008年には新生インディアン・モーターサイクル社として、また2009年モデルとしてはノースカロライナ州の工場で「Chief」をライン・オフし、2011年にはアイオワ州にある新工場でそれぞれ生産を開始しています。

日本で購入する方法

現在ではインターネットでの購入のほか、東京、名古屋、福岡にはディーラーが所在しているため、実際に商品に触れながら購入ができます。

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