ホンダ・ゴールドウイング

ホンダ・ゴールドウイングの特徴

充実した装備でライダーに上質の快適さをもたらすとともに、どっしりした安定感で余裕ある走りができるのが、ホンダのプレミアムツアラー「ゴールドウイング」です。
ゴールドウイングの誕生は1972年までさかのぼることができます。
50年以上も前に開発がスタートし、初代モデルが発売されたのは1975年、北アメリカででした。

初代モデルは排気量999ccの「GL1000」といって、アメリカ大陸を快適に横断できるスペックを備えています。
また、水平対向エンジンを備えていましたが、これはバイクとしてはかなり珍しいエンジンでした。
その性能の高さに注目した多くのライダーは、パニアケースやカウルなどのツーリングに適した装備を取り付け、より快適性を追求したカスタマイズをしたのです。

そんなゴールドウイングがモデルチェンジを経て、2021年に最新モデルとなって登場しました。
スタンダードモデルと、「ツアー」というトップボックスを装備した上級モデルの2種類で、排気量は1,832ccとなっています。

今回のモデルチェンジでは、スタンダードモデル、上級モデルともにオーディオスピーカーが大きくグレードアップしました。
音質がかなり良くなっています。
また、上級モデルはトップボックスの収容力を高めました。
従来もヘルメットを2個収納できる50Lの大容量でしたが、新型モデルは61Lとさらに11Lも増えています。

また、これも上級モデルについてですが、シートの表皮が従来モデルから変更されています。
フィット感を高めるとともに、バックレストの角度が増したためタンデム走行の快適性も高まりました。

ホンダ・ゴールドウイングのおすすめポイント

ホンダ・ゴールドウイングは、非常に男性らしいスタイルでおすすめです。
フロントマスクがきりりとシャープで堂々たる風格を醸し出しています。
ウインドスクリーンは大型で、無段階に高さを調整できる電動式です。
リアのライトには多眼LEDを採用し、リアウインカーとストップランプを囲むようにテールランプが配されているのも印象的です。

また、ホンダ独自のダブルウイッシュボーンをフロントサスペンションに備えているのも注目ポイントでしょう。
低速から高速までどの速度帯でも非常に快適な乗り心地を生み出します。

上級グレードは389kgと重量がありますが、足つきを考慮してシート高は745mmに抑えられています。
またがった状態からサイドスタンドを引き起こすのも楽です。
加えて、シートはバイクの座席というより高級ソファーといった質感で、しかもタンデムシートのホールド性、快適性ともに高く、奥さんや彼女とのツーリングにもふさわしいのではないでしょうか。

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