正しいライディングフォーム

バイクを購入して走行を始めたときに最初に何を気にするのがいいのでしょうか？
実は、あまり認識されていませんが、いろいろなドライビングテクニックよりもライディングフォームがとても重要になってくるのです。

ライディングフォームはライダーにとって共通のものですので、全ての人が知っておくべきことであります。

共通に理解しておいた方がいいと考えられえいるライディングフォームにはそうしたほうが良いという合理的な理由がありますので、理由を理解した上でその習得を行っていくことがお勧めになります。

バイクを操縦する際におへそを軽く前にだして、胸を張るような形のライディングフォームは理想的なフォームになります。
無理のない姿勢でバイクに乗っている形になりますので、疲労を感じる心配もありませんし体に大きな負担をかけてしまう心配もなくなります。

また、猫背にならないようなライディングフォームも同様の理由でお勧めのフォームと言えます。
猫背は実は腰に大きな負担をかけてしまうので、腰痛の原因になってしまうことがおおくなります。

更には、猫背は内臓に大きな負担かけてしまいますので、内臓疾患の原因にもなっています。
また、血流を悪くしてしまうので、体の健康を大きく損ねてしまう可能性もでてきてしまいます。

バイクに乗る際に、自然な形で体に大きな力が入らないようにするのは理想的なライディングフォームといえます。
その姿勢を保つことが出来れば視線が前にむきますので、走行中の安全性も確保できるようになります。

一方で体に変に力が入っている状態は、機敏な動作が出来なくなることも多いですし、更には視線が前に向かないことも多いので、安全性の確保が難しくなってしまいます。
いつもリラックスしたフォームを保つことが良い方法といえます。

バイクのグリップを握る時には４５度くらい外側から自然な形で行うと理想的なライディングフォームになることが多くなります。
強く握りすぎないことも重要なポイントです。
グリップは離さない程度に握るのがお勧めといえます。

このグリップの握り方を採用していると、アクセルをかけたときにライディングフォームが崩れにくいというメリットがあります。
例えば９０度くらいの角度グリップを握ってしまうと、手を怪我しやすくなりますし、更にはバイクが転倒しやすくなるという危険性が出てきてしまいます。

更には、バイクの安定性を損なってしまう可能性もでてきてしまいます。
バイクの安定性を維持するためには、自然な感じで４５度くらい外側から自由度を与えて握るのが一番良い方法になってきます。

自分なりのスタイルでバイクに乗ってみたいという気持ちは理解できますが、基本のところは忘れずに抑えておくことが必要になります。
もちろん、基本さえ押さえてしまえば、あとは自分の好みのスタイルでバイクを思う存分楽しめるようになります。