車検は通る?

車検を通す際の注意点

まずは自分のバイクをカスタムしているかどうかがポイントです。
カスタムパーツを取り付けている場合でも取り付け方等によりそのままでも車検が通る場合もあります。

取付方法、指定外部品を使っているかいないか、カスタム後のバイクの全長等は車検章に記載されている寸法から規定範囲内か、こういった上記3点の部分をしっかりと再確認しておきましょう。

こんなバイクはNG

カスタムバイクの場合、規制に引っかかってしまうと問答無用で車検に通りません。

規制にひっかかってしまう主な要因としては、指定外部品のパーツをつけている、アフターパーツの取付方法が規定3種以外の方法で取り付けられている、カスタム後の全長及び重量が規定の一定範囲を超えている。といった前述している通りの箇所になります。
上記のようなバイクはNGとなり、公道を走る場合などは取り締まり対象となってしまいますので十分に注意をしてください。

なお、一定範囲は車検証に記載されている数値に対してそれぞれ、全長±30ミリメートル、全幅±20ミリメートルといった風に定められています。

保安基準とは

パーツ交換は近年規制が緩くなったこともあいまって、たくさんのカスタムバイク愛好家が増えた背景がありました。
ですが、保安基準は依然厳格に適用されています。

近年は、騒音に対するチェックも非常に厳しくなってきました。
ハンドルの両端にバーエンドキャップが装着されているか、ウインカーの左右間隔はフロント30cm以上、リアが15cm以上離れているか、などなど非常に細かく保安基準が定められているのでチェックしておきましょう。

また時としてこういった規制は改正が行われます。
以前までは問題なく規制されずにすんでいても改正後にひっかかってしまった、などといった無用なトラブルを避けるためにも、こういった規制改正の情報はこまめにチェックをしておきましょう。

騒音規制とは

騒音規制は近年とても厳しくなりました。
例えば、カワサキGPZ1100の車体であれば近接排気騒音で99db以下が基準です。

サイレンサーなどのパーツも有りますが、マフラーなど改造している場合は基準をオーバーしている可能性が高いです。
騒音規制についてメーカーに問い合わせてみるのもひとつの手です。

どんな趣味でもそうですが、周りの人に迷惑をかけたり、はては家族や知人にまで白い目をされてしまったりするような趣味は本当の趣味とはいえません。
節度を持って、もちろん法令にもしっかりとのっとって、楽しいカスタムバイクの時間を過ごしていきましょう。

また、カスタムバイクにはどうしても必要になってくるお金の問題や、時間の過ごし方など、仕事や家族との時間でもかかわりがでてきますので、この点においても注意が必要ですね。

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