盗まれたバイクが台湾で見つかった話

バイクが盗まれた経緯

あるライダーの方が盗まれたバイクが台湾で見つかった経緯についてです。

その方は近所のレンタルビデオ屋に立ち寄り店内にいる間に、聞き慣れたエンジン音が聞こえる事に気付きました。
急いでビデオ店から出るも時既に遅し、自分のバイクが盗まれていたそうです。

目撃情報から同年代の人が盗んだ模様と分かり、その後警察に連絡し近所の捜索を依頼しました。

ここまでの時間は非常に短い間と言えますが、盗まれた本人にとってはとても長い時間に感じたでしょう。

日本へ持ち帰るまでの経緯

その後しばらく経ってから、日本で盗まれ、はるばる海外にまで送られていたバイクを、現地警察の協力のもとなんとか奪還しました。
バイクが見つかったと連絡があってから5ヶ月後に奪還というタイムラグも、海外で見つかった盗難事故特有と言えるでしょう。

ちなみに、大量のバイクが同時に盗まれた場合は、現地領事館の代理人を指名すればバイクの引き取りをお願いできるので便利です。
その後日本へと持ち帰るためには、盗難されたバイクが自分のバイクであることを証明できる書類等の用意が必要です。

盗難されたバイクはどう整備する?

盗難されたバイクは戻ってきてもすぐには乗れません。
エンジンが掛かることなどを確認出来できたとしても、長旅や煩雑な扱いでちゃんと走れない場合もあります。
高価なパーツなどは外されてしまっているケースも多々あります。

自分で整備が可能なら、エンジン、タイヤ、ハンドル、車体バランスなど、確認できる所は全てチェックしましょう。
細かな部分であっても、見落としがあっては事故の元へと繋がります。
整備に自身がない場合は整備チェック可能なバイク屋に持って行きましょう。

盗難防止策

日本で盗難にあったバイクなどが海外で見つかるケースは珍しいことではありません。
プロの窃盗団も多いので、生半可な防犯用具では壊されてしまいます。
そのため高価で安全な防犯用具を使うようにしましょう。
最近ではバイク専門店などで、より強力な防犯用具が販売されています。

またもしものために盗難保険にしっかり入っておくのも一つの手です。
愛車をそういった被害から守るためにも、出来る事はしっかりと行うようにしましょう。

台湾のみならず、アジアやヨーロッパ・アメリカとさままざま国に犯罪集団は影を潜んでいます。
自分は大丈夫、なんて甘い考えでいると、いつかは足元をすくわれてしまうかもしれません。
これだけ行っておけば大丈夫、と言えるくらいしっかりとした防犯対策を行うことが、ライダーとして最も大切な部分と言えるでしょう。

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