バイクのサイドカーについて

バイクのサイドカーとはどういうものなのか

バイクに乗っている人の中にサイドカーを設置し楽しそうに走っている姿を見かけることがあります。
サイドカーはバイクに並行して取り付けられているものですが、人を載せるという目的のほかに荷物を載せる目的があるのです。

正式名称は側車月二輪自動車という名称で公道を走る時には、サイドカーの登録が必要となります。
サイドカーはバイクに取り付けられていて狭い道では走りにくいため、郊外などで見かけることが多いです。

バイクをより楽しむことができるサイドカーは荷物や人を運ぶこともできる利便性の高い乗り物となります。
サイドカーに必要な免許や装備などについても理解していきましょう。

サイドカーの運転に必要な免許は?

サイドカーの運転には当然のことながら自動二輪の免許が必要となります。
サイドカー本体に関しては免許の区分がありません。
そのためバイクに乗る時と同じように排気量別の二輪免許を取得する必要がありますが、小型、普通、大型などのバイクの免許を取得していればサイドカーを設置してバイクに乗ることできます。

サイドカーがついているバイクを見ると、ほかに免許が必要と考える人もいますが、バイクの免許で走ることができるのです。
ただ装備も必要となるので必ず必要な装備を理解し運転する必要があります。

サイドカーに必要な装備とは

二輪免許を取得していれば運転できるサイドカーですが、サイドカーに乗って公道を走る場合にはヘルメットの着用が定められています。
バイクに乗る時と同じように、安全基準を満たしているヘルメットを着用して乗ること、また各種保険に入ることが必要です。

バイクとサイドカーに乗る時には2人、3人で乗ることができますが、その場合も「車検証に記載されている定員数」以外は乗ることができません。
50㏄以下のバイクについてはバイクの中でも二人乗りが禁止されているため、50㏄バイクにサイドカーをつけることはできますが、人を載せることはできないということもしっかり覚えておきましょう。

サイドカーはどうやって装着するのか

サイドカーを利用する場合、バイクショップやサイドカーの専門店などに依頼し装着してもらうことになります。
バイクにサイドカーを取り付ける時には専門のステアリング等が必要となるため、ショップでしっかりと規則に沿った装着が必要となるのです。

当然のことながら側車の登録手続きが必要となるほか、改造車となるため廻送自動車等の届け出も必須となります。
こうした手続きはショップで行ってくれるので、基本的に書類に記入するだけで難しい手続きではありません。

登録せずに公道を走り交通事故などを起こせば保険は適用されないので、必ず登録を済ませて保険に加入し、自分にも他人にも保証ができる状態で乗ることが重要です。
サイドカーはバイクをより楽しくしてくれるものとなりますが、乗るためには準備が必要になること、登録や保険への加入が必要になることも覚えておきましょう。

ブックマーク へのパーマリンク.

コメントは停止中です。