バッテリー交換の方法

バッテリーの交換に必要な工具とは

バッテリーに必要な工具は実はドライバーだけということになります。
しかしながら、バッテリーの種類によってドライバーを使い分けしないといけないので注意が必要になります。

なぜならば、バッテリーには2番か3番の2種類のネジが使われているので、それに合わせたドライバー選びが必要になります。

基本的には自分のバッテリーのネジのサイズに合ったドライバーを用意しておけば、あとは手順に沿って行っていけばスムーズにバッテリー交換が可能になってきます。

交換をする前に

バッテリーの交換を始める前にまずはキーをオフにしておくことが必要です。
キーがオンのままですと、バッテリーがショートしてしまって、ヒューズを破壊してしまう可能性が出てきます。
必ずキーを抜いてから作業を始めるようにすることを心がけておくことがお勧めです。

また、バイクを走らせたあとでしたら、エンジンを切ってから30分以上の時間を置くことも安全に作業を行うためには必要になります。

エンジンが稼働しているときにはバッテリーは充電状態になっており、バッテリー内に水素ガスが発生していますので、水素ガスによる爆発を避ける意味でも重要なことになります。

交換の手順

まず、バイクに搭載しているバッテリーを、周囲にあるカバーなどを外してむき出しにします。
バイクの車種によってはこの作業が必要ではない場合もあります。

バッテリーがむき出しになったら、バッテリーのプラスの端子とマイナスの端子の他には何もつながっていない状態にします。
この状態になったことを確認して、古いバッテリーを外して新しいものに交換します。

バッテリーの端子を外す場合には必ず、事故防止のことを考えて、マイナスの端子を先に行うようにすることを心がけておくことも大事なポイントになります。

バイクのバッテリーへのターミナルの部分がさびている場合にはブラシなどで磨いて、グリースを塗っておくといいでしょう。
新しいバッテリーの接続が正しいことを確認したら、カバーを行ってバイクを元の状態に戻します。

最後に、新しいバッテリーでエンジンがかかるかどうかを確認します。
エンジンがスムーズにかかればいいのですが、そうでない場合にはセルボタンを押してかけてみるといいでしょう。

しかしながら、押し続けてしまうと、充電がなくなってしまうので、5回程度セルボタンを試してみてエンジンがかからない時には、バッテリートラブル以外の原因を考えることが必要になります。
修理工場などでほかの部分の点検をお願いするといいでしょう。

無事にエンジンがかかった時には今度は、テスターを用いてバッテリーの充電状態を確認することも必要になります。
バッテリーに十分な電力が蓄えられていない時には、接触不良などの原因を考えなくてはなりません。

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