ヤマハセロー225

ヤマハセロー225の魅力とは

ヤマハセロー225も人気の高いバイクですが、特に女性から支持が高いといわれています。
1985年に販売されるようになり、マウンテントレールマシンとして注目されたこのバイクは、バイクに初めて乗る人にも敷居が低めのバイクとも呼ばれるマシンです。

発売以来、そのコンセプトを変えることなく人気を継続しているヤマハセロー225は、キックスタートからセルスターターになっても、ブレーキがディスクに変わっても、変わることのない魅力を出し続けているバイクといえます。
排出ガス規制が始まり、ヤマハでもセローなどすでに生産終了となっていますが、現在も人気のあるヤマハセロー225はどんな特徴を持っているのでしょう。

ヤマハセロー225が持っている特徴と乗り心地

排出ガス規制を受けてセロー同様、空冷モデルになるのではないかといわれたヤマハセロー225ですが、現在も空冷化されていません。
また変更になった点も、全モデルから考えるとそれほど多くないのです。

バイクの外見の中で見た目に大きく違いが出ているのが、リアフェンダー・LEDのテールランプとなります。
その他はエンジンに取り付けられたキャニスターが増加したというくらいで、ほぼ、変わっていないのです。

一度セローに乗っていた人なら、今のセロー225の乗り心地は「懐かしい」と感じるでしょう。
人気のあるこのバイクは、時代が変化してもその個性をそのままに残しているバイクです。

ヤマハセロー225はなぜ?女性ライダーに人気なのか

ヤマハセロー225は、女性ライダーからも高い支持を得ています。
セロー225は足つきもよく、女性ライダーの悩みとなる足つきが悪いことでの不安定さを払しょくしているバイクです。
セローに乗り慣れているライダーは男性でも、この足つきの良さが癖になるといわれています。

現代は女性の身長も高くなっているようで、160㎝から165㎝くらいの女性も多いのですが、それでも多くのバイクは足つきが悪く、足つきのいいバイクを探している女性ライダーは多いのです。
足つきの良さだけではなく、乗りやすい、取り回しもしやすいかどうか、これも気になる所ですが、セローはその気になる点をクリアできるバイクといえます。

しかし足つきがいいといっても、セローのシート高は他のバイクと比較してもそれほど低いということはありません。
それでも乗ってみると、足つきやバランス、安定性の良さを感じます。
セロー225はシート高があってもマシン全体のバランスの良さやそもそも持っている安定性が、足つきがいいと感じさせるのです。
これからバイクを替えようと思っている女性も、はじめてバイクを購入して自分で乗るという女性も、セロー225は魅力あるバイクといえるでしょう。

カワサキ 250TR

女性におすすめできるバイク・・カワサキ250TR

女性がバイクに乗るとき、男性のようにただこのバイクが好き!という事だけで選ぶことはできません。
男性よりも一般的に体が小さく力もない女性の場合、自分にあったバイクを考える際、足つきや取り回しの良さが重要な要素となります。

もちろんこのバイクに乗りたいと目標をもって免許を取得して方もいると思うので、体に合わなくても希望のバイクに乗るのも素敵なことです。
しかし特に希望のバイクがない場合、カワサキ 250TRは魅力的なバイクといえます。

カワサキカワサキ 250TRは1970年のトレールバイクを元に現代風に仕上げたバイクです。
パフォーマンス重視ではなく、見た目にも機能的にも実にバイクらしいバイクといわれています。
空冷単気筒エンジンにトレールバイクの時代のシンプルなスタイルを合わせ、魅力あるヴィンテージ系のバイクです。

カワサキ 250TRの特徴は?

カワサキ 250TRのエンジンは空冷4サイクル単気筒エンジンです。
フロントシングルディスクのブレーキでリアもドラムでシンプルなバイクといえます。
現代は環境基準があるのでフューエルインジェクションが装備されていますが、それ以外は電子部品がない昔ながらの造りです。

電装系のパーツなどもついていないのでカワサキ 250TRの形がいかに優れているか、よくわかるバイクとなっています。
パーツ類は細部にわたりこだわりが見られ、このバイクが好きというはシンプルさの中に良く作りこまれているバイクだから愛着を感じるのでしょう。

ブリッジのついたバーハンドルも、ヘッドライトの周辺に装着されているメッキのパーツも、バイクらしいバイクを引き立てるこだわりのパーツです。
1970年代のバイクに使われていた図面から250TR用に作られたパーツが利用されているからこそ、このバイクの味のある特徴が出てきているといえるでしょう。

またバイクはカスタムしてこそ自分仕様のバイクとなっていくわけですが、ヴィンテージ仕様のバイクでこれだけカスタムしやすくできているバイクも珍しいといえます。
取り外ししやすいように作られたヘッドライト、メーターなど、自由にカスタマイズできるように作られているのです。
コンセプトにフリースタイルを掲げている250TRは、まさに自由にライダーの好みを表現できるバイク、そう表現できます。

乗り心地もよくスイスイ走る

シンプルな造りのバイクは見た目にもその良さが伝わってきますが、乗りやすさも魅力です。
セルスターターを押せばすぐにかかるエンジンに細い車体でニーロックしやすい、しかも足つきがよく男性ならべたつきになります。

車体が軽く作られているのでバイクはすいすい走りますし、ライダーの操作にしっかりついてきてくれるバイクです。
コーナリングも寝かしてから起こすまで恐怖を感じることなく操作できます。
ハイパフォーマンスではないバイクですが、乗り心地からすればどんな場面でも機能的に走ってくれる乗り心地の良さが魅力です。

女性に人気となっているカワサキ 250TR

カワサキ 250TRは女性ライダーにも高い人気を誇っています。
複雑な電装部品などもなくメンテナンスにコストがかかりにくいこと、また維持費に関しても低めです。
カスタムもしやすく女性でも自分好みにでき、自分好みのバイクにできます。

細めのスタイルなので足でしっかりタンクを挟み込む事ができ安定性が高いことや、足つきがよく足を名いっぱい伸ばさなくてもいい点も、女性に好まれる要因でしょう。
シンプルにバイクを楽しめるカワサキ 250TRはこれからバイクに乗る女性にもおすすめのマシンです。