カスタムバイクの心得とは
カスタムバイクの心得として改造申請が必要なものと不要なものがあることは皆さんあまりご存知ないかもしれませんね。
それぞれ改造申請に必要なものとして大きく分けて3項目が実はあります。
部品の取り付け方法、指定部品、一定範囲が改造申請に必要です。
改造申請が必要か不要かについてはとても重要なので必ずチェックをしておきましょう。
どんなところにこだわる?
日本ではバイクの改造について厳しい部分があったのですが1995年移行大きく緩和されることとなりました。
これにともないバイクをカスタムする文化も分厚くなってきており、走ることよりも改造を行うことをメインとしたバイカーが目立つようになってきています。
カスタムバイク専門の書籍や雑誌なども発売されていることからもこのような背景がうかがえます。
カスタムバイクに慣れないうちはその緩和された部分からこだわっていきましょう。
指定外部品のハンドルバーやメーターから変えていき、慣れてきたらマフラーやウインカー、ヘッドライト等の指定部品を変えていくようにしましょう。
緩和された部分以外で規定街の改造を行ってしまい、車検に通らなかった…ということになってしまいかねません。
車検は通るように
カスタムバイクでどうしても避けて通れないのが前述したとおり車検です。
カスタムしたパーツで指定部品、指定外部品をしっかりと把握して上で車検に望みましょう。
とくにアフターパーツの取り付け方法である三種類の簡易的なもの、固定的なもの、恒久的なものとしてわけて考え、カスタムパーツを組むことが重要になってきます。
簡易的なアクセサリー、固定的なハンドルバーやメーター、恒久的なマフラーやウィンカーといった感じです。
パーツ交換に伴う寸法の変化は車検証に記載されている数値に対してそれぞれ、全長±30mm、全幅±20mm、全高±40mm、重量±50kgと一定範囲が定められています。
上記は必ず車検前にチェックをしておきましょう。
また、これらの規定は改定されている可能性もありますので、こまめにチェックをしておくと車検の無駄がなくなります。
家族からの評判も大切に
カスタムバイクは凝りだすと大変です。
パーツ相性や自分好みのパーツなどを考えていくといくらでもカスタムしてしまいたくなってしまうものです。
必然的にお金や時間が掛かるようになりますので、家族のカスタムバイクへの理解も大事です。
家族から文句を言われたり、信頼を失ってしまったりするような趣味は、より人生を楽しくする「趣味」としてはNGです。
パーツ購入やカスタムにかける時間など、しっかりと計画性を持って家族からも理解や信頼を得た上で行うことが重要だといえます。